目録では2つの形式を採用している.両方で用いている「※」記号に含まれる種は,亜属などの所属不明種を示す.同物異名に関しては,日本から記録された種によってシノニムにされた場合に限り記してある.
1. それぞれの分類群の解説中で用いている目録の書式は以下の通りである.属と亜属及び種小名はイタリック体で記している.
レコードの実例.
a. Aleochara ヒゲブトハネカクシ属(6亜属22種)
b. Aleochara亜属(6種)
c. curtula(Goeze, 1777) (Staphylinus) ナカアカヒゲブトハネカクシ 北, 本, 佐, 隠, 四, 九, 対; 韓国, 北朝鮮, ロシア, 全北区, 南米 [←Aleochara discoidea Sharp, 1874]
a:属名.和名がある場合は付記する.含まれる種数も併記した.
b:亜属がある場合は記してある.属名同様に種数を記した.
c:種小名,命名者,命名年,(記載された時に所属していた属),和名,分布情報,[シノニム(同物異名)].
2.日本産ヒゲブトハネカクシ亜科全体の目録で使用した書式は以下に従った.
レコードの実例.
d. Aleochara Gravenhorst, 1802
e. Subgenus Aleochara Gravenhorst, 1802
f. curtula (Goeze, 1777) (Staphylinus) ナカアカヒゲブトハネカクシ 北, 本, 佐, 隠, 四, 九, 対; 韓国, 北朝鮮, ロシア, 全北区, 南米 [←Aleochara discoidea Sharp, 1874]
d:属名.命名者.命名年.
e:亜属名.記載者及び命名年.
f:種小名,命名者,命名年,(記載された時に所属していた属),和名,分布情報,[シノニム(同物異名)].